上田 潤

JUN UETA

株式会社エービーシー建材研究所 乾式材料研究室
2009年入社 理工学部社会環境工学科卒

「エキスパンションジョイントカバー」開発の要として
一歩先行く商品づくりで、
当社をさらに魅力ある会社へ。

大学で学んだ
建築・土木の基礎を活かし、
Exp.J.C.の実験・設計・開発を
先導し続ける。

大学時代は土木と建築を主に学び、専門性を活かせる企業で活躍したいと思っていました。エービーシー商会を就職サイトで知って説明会に行ってみると、金属材料からカラフルなデッキ材、人工大理石まで想像以上に多様な商品があることを知りました。そして採用の方々のとても親切な対応ぶりも印象的でしたし、特に私たちの会社を知ってもらおうという熱意や姿勢に感銘を受けました。また、きれいなショールームがあったことも印象が良く、研究開発力の上に販売力・宣伝力があることも決め手の一つになりました。
入社後は営業職を1年間経験し、商品内容を熟知した上でアルウィトラ事業部(現在はアルウィトラ・シーリング事業部)の技術職として7年間経験。その後、今年から乾式材料研究室で様々な商品を開発・設計しています。
これまで私が深く関わってきたのは、「エキスパンションジョイントカバー(以下、Exp.J.C.)」の実験や開発です。Exp.J.C.とは、地震時に建物への被害を極力少なくするために欠かせない、建物の伸び・ずれを防ぐことで安全性の向上に貢献する建材のこと。実験は既存商品のどこをどう改良すれば耐震化が図れるかを追究するため、頻繁に研究施設で実証実験を行います。実際にマシンで大地震時の負荷を与えて揺れに耐えることができるかの確認します。
開発では主に営業員から要望のあった新商品開発を行います。例えば純粋に免震性アップを目指すだけでなく、コストダウンを図って軽量化を進めたり、それでいて動的な機能や耐久性が落ちたりしないように開発することもあります。

プロセス段階の準備を
怠りなく進めることが
実験成功のカギ。
予期せぬ障害を乗り越える度、
何かしら気づきと成長がある。

実験はすぐできることではなく、構想段階から数えると終了まで半年から時に1年単位の時間を要します。しかも年間大きな実験を12~13回は行います。それぞれ商品の特徴を理解することから実験用図面の作成、チェック作業、部品サンプルの発注など、実験本番の日まで多くの作業があります。それら多くの作業のスケジュールを立て、納期通りに終われるようにすることが大切なポイント。必要な部品も実験日の1~2カ月前には発注しておかないと間に合わないので、準備をきちんとすることが大切になります。しかも並行していろいろな実験を行っていくので、ミスは許されない緊張感があります。
そのプロセスの中で自分の知らなかった発見に出会いますし、時に予期せぬ障害に見舞われることもあります。それを一つずつクリアして実験が成功した時は大きな喜びと安堵感を得ますし、気づいたら自分が成長していると感じることも。
実験の検証によってこれでいけるとなれば商品化の流れができ、品質も納期も自分の想定通りに進み、市場に出せた時には大きな達成感が得られます。
私は学生時代に構造物の耐震時の強度計算なども学んできました。地震や台風などの揺れや暴風の環境を設定して強度の裏付けを取ったりする実験、パソコン(CAD)での図面作成・チェックなどは、学生時代に培ったスキルや研究方法を今に活かせています。

機能も意匠も他社とは
ちょっと違う商品を開発し、
「さすが」と思ってもらえる
魅力的な会社にしたい。

今後はExp.J.C.の更なるバージョンアップによって、様々な建造物に対応できる商品をつくっていきたいです。今年からは乾式材料全般を担当することになったので、防音性能を持った目隠しルーバーの開発も自分の担当であり、新しい素材の採用によって遮音性を高めることも目標の一つです。先輩や営業と意見交換しながら幅広い商品に対応し、機能性・意匠性をより高めていくことに貢献していけたらと思います。
そうした商品開発により、自分でこの会社をもっと魅力ある会社にしていくことが目標。今取り組んでいるビッグイベント関係の仕事や実験・開発の一つひとつに真剣に向き合い、そこで得た知見をまた将来に活かしていくことを心掛けています。
自分の活躍拠点であるエービーシー建材研究所では、小さな部品を伸ばしたり折り曲げたりの強度試験、過酷な条件下での実験も行える環境があります。そうした環境もフル活用しながら、より良い商品づくりとスピーディーな開発を目指していきたい。今後も「エービーシーが開発した商品はカッコいい」と思われるよう、自分の色を出してオリジナルを発信する会社にしていきたいです。そのために何が必要か、何が足りないかを常に考えています。
マニュアル通りの受け答えや、周りに合わせる人は望んでいません。それより、自分のアイデアと意見を大切に、自分を貫ける人が合っているでしょう。自分の得意な専門を追究する姿勢は大切にしつつ、違った角度から「こんなものがあったらいい」と発信する姿勢が重要です。そのような方は当社でチャンスをつかみ、成長できるでしょう。

Think Original

わたしの思う、オリジナル

「免震Exp.J.C」に関しては、
エキスパートでありたい。

私は地震被害を最小限におさえる「免震Exp.J.C.」については強いこだわりを持っています。「その商品に関係することはすべて学び、調べ、知識として習得。常にエキスパートでありたい」という気持ちは誰にも負けません。「免震Exp.J.C.」は地震国・日本には必要なもので、ニーズの高まりとともに競合他社も増えています。耐震性にプラス納まりが良く長く使い続けたいと思ってもらえること、それらすべてを満たし、建物に良い影響を与えられるものを開発したい。それが自分のオリジナルであり、会社のオリジナルにつながっていけば幸いです。「免震Exp.J.C」の知識・技術で会社を変える、成長させる、と思っています。

PRIVATE

オフの日の過ごし方

ゴルフと読書が、仕事での
アイデア・教養にもつながる。

オフは趣味のゴルフとサッカーなどで体を動かすことにより、いいアイデアにつながるリフレッシュを心掛けています。ゴルフは会社の同僚、学生時代の友人とも2カ月に一回は千葉や埼玉、茨城でプレイします。社会人になってから目覚めて、一番の趣味になりました。また読書も社会人になってから好きになり、歴史や文化などに関する読書で教養が身につくことを感じます。仕事に関係のない本も多く読みますが、そこで得た知識や価値観が仕事に結び付くことも少なくありません。読書を習慣化したことで、目上の上司や先輩が何を言わんとしているのか、いろいろな考え方が理解できるようになったと思います。